メダカの学校を知る前
昨年からの過労と心労と外食が祟って、今年の2月に本格的に体調を崩してしまいました。当然のことながら、免疫力が低下し、私の場合は病状が、皮膚疾患として目の上の乾燥から始まり、徐々に拡大し一週間の内に、目の周囲が真っ赤に腫れ上がってしまいました。 内蔵が悲鳴を上げていたのだと思います。精神的にも不安定になっていたのでキチッとした判断力も欠落してしまい、つい目の前にある鏡に映る症状を消したいがために、皮膚科に行ってきました。ステロイドの軟膏と飲み薬を三日分出され、指示に従いました。待って一時間、診察三分で「食事!関係ないですよ!」ガクッとしながらも、「なんとか早く綺麗にならないと!」と焦っていました。 息子のアレルギーを母乳育児で改善し、マクロビオティック&正食の勉強をしてきた自分が・・・??悪夢としか言い様のない状況の真っ只中に立たされてしまいました。ステロイドを三日間塗って飲んで、改善し、又一週間経って、ジワジワ赤くなって、又二日間塗って、改善し、又一週間経って、ジワジワ赤くなって、一日塗って、を繰り返している内に顔全体が、何となく過敏になってマスクを付けてもヒリヒリする様になって、初めの症状が出た時点から改善につとめた食事の効果が出始め、一ヶ月たって体調が戻りつつあるのを実感してきた事で、自分の状況を見つめなおすことが出来る様になってきました。皮膚科で受診してから一ヶ月後の忘れもしない3月13日、病院で出されたすべての軟膏、保湿剤等を手放した日に、私はお化け?いいえ、化け物になりました!顔全体が腫れ上がり、目は半開き、朱肉を顔に塗りたくった様でした。痒いの痒くないのと言ったら、まるで蟻の大群が好き勝手に噛み付きながら大運動会を開催して、昼夜問わず駆けめぐっているかの様な状態でした。
メダカの学校で学んだ事
直ぐにメダカの学校(以前からチョコチョコ遊びに行っていました)に電話しました。一日中水の中に顔を漬けておきたいという様な気分の中、19日にメダカの学校に駆け込みました。帽子を深く被りサングラスをかけ、口周りをマフラーで隠してやっとの思いで堂場にたどり着くことができました。着くやいなや、「何その顔!なんでOさんが!」と大笑いされ、軽くあしらわれた事で気持ちが楽になったのか、その晩から何となく痒みが軽減して来たように感じられました.。メダカの学校での食材、水、空気等、全てを含む環境の素晴らしさを、今改めて痛切に感じています。メダカと繋がっていた事が、私にとっての宝だったのでは無いかと思うほど、感謝の気持ちで一杯です。水一つ取っても、自宅で浄水器を通した水で顔を洗った時のピリピリ感はありませんし、雑草にうもれた可哀想になるくらいのホウレン草でも、その甘味たるや今まで食べたことのないような深いものです。 私たちが過去に置き忘れてきてしまった、日本人にとって大切にしてきた自然と調和した生活が、メダカの学校にありました。メダカにいると治癒が早まるのも納得します。
兵庫県 O・R